脊柱側弯症のシルクサスペンションの効果
今日は、久しぶりのシルクサスペンションのレッスンでした。
4ヶ月ぶりにスタジオレッスンに参加していただいたOさんのご紹介をさせていただきます。Oさんは、側弯症の既往があり、腰痛に悩まされていたときに、ピラティス(私のピラティスレッスンに参加)に出会い、そして、スタジオGのシルクサスペンションのレッスンに参加されています。シルクサスペンションのレッスンを受けると、身体が楽になるとのことで、客観的に評価をしようとレッスン前と後の写真を撮らせていただきました。
私もビックリするくらいの変化があったので、紹介したいと思います。Oさんも「自分のように側弯で悩んでいる人のためにぜひブログで紹介してほしい。」とあたたかい思いを言っていただきました。
コロナ感染騒動の前の2月に行ったシルクサスペンションのものです。
(1)体幹の後屈の可動域が、拡がっているのがわかります。レッスン前は痛みを伴っていましたが、レッスン後は痛みなく後屈が可能でした。
(2)体幹の回旋の可動域は、両側とも広がっていました。動きもなめらかでした。
右回旋は、レッスン前はほとんど動きが見られませんでしたが、レッスン後は左右同じくらいの可動域があり、左右の動きのバランスが改善されていることがわかりました。
(3)レッスン前の立位は、左側の肩が下がっています。胸椎部分で右側凸の側弯があることがわかります。
レッスン後は、両肩の位置を見ると、左右差が少なくなっていることがわかります。
(4)レッスン前の前屈では、側弯症特有の右側の肋骨隆起が見られます。
レッスン後は、体幹前屈の可動域が拡がり、右側の肋骨隆起が目立たなくなりました。この変化には、整形外科のクリニックで理学療法士の仕事をしている私も正直驚きました!
シルクサスペンションでは、ストレッチを行い、左右のバランスの調整を行います。
また、シルクサスペンションは、不安定な状態で行うことにより、全身の筋肉をバランスよく効率よく強化でき、神経系へも働きかけます。そのため、神経と筋肉の協調性が改善されます。身体の動きがスムーズになり、効率よく動けることで、身体へのストレスが軽減され、楽に動けることを実感することができます。
一人でも多くの人が、Oさんのようにシルクサスペンションで健康維持できたらいいなと思います。
ご興味のある方は、体験もできますので、是非ご参加くださいね!